過去の活躍馬
memorial horses
牝/引退 (2009-02-12生)毛色栗毛
アグネスタキオン生産タイヘイ牧場
シンメイミネルバ提供タイヘイ牧場
母父Caerleon戦績10戦6勝[6-0-1-3]
所属関東 / 松山康久厩舎クラスオープン
馬名の由来:心の音。姉ミネルバサウンドからの連想/Sound of Heart
[募集時情報]
2013年5月月報
 5月12日東京、牝馬限定4歳以上オープン・ヴィクトリアマイル(GI)・芝1600mに出走したが、直線での伸びがなく14着で入線。ゴール板通過後、左前脚を気にして歩樣が乱れたため、2コーナーで騎手が下馬し、馬運車で厩舎地区へと運ばれた。直接、馬房へ戻り、その後は経過を観察していたが、翌日になっても腫れと熱は治まらず、15日のエコー検査の結果、左前脚浅屈腱不全断裂で競走能力喪失の診断が下された。想いは尽きないが、第2の馬生をスタートさせられることだけは不幸中の幸い。今後はタイヘイ牧場で繁殖牝馬となる予定です。ご声援、誠にありがとうございました。精算は7月末を予定しています。
2013-05-15週報
12日東京、牝馬限定4歳以上オープン・ヴィクトリアマイルに出走しました。パドックではイレ込みがやや目立っていたものの、レースでは鞍上との折り合いもついて抜群の雰囲気で直線へ向くと満を持して追い出しを開始しましたが、半ばからの伸びが見られず、14着でした。なお、レース後、左前脚の歩様に違和感が見られたため2コーナー過ぎで池添謙一騎手が下馬し、馬運車で厩舎地区へ運ばれてそのまま馬房へと戻りましたが左前脚には熱と腫れが見られ、以降は経過を観察していました。15日午後にはエコー検査を行い、その結果、左前脚浅屈腱不全断裂を発症していることが判明し、誠に残念ながら競走能力喪失の診断が下りました。松山康久調教師は「非常に残念な結果となってしまいましたが、最悪の事態を避けられたのは不幸中の幸いでした。調教師生活の晩年に、こんな素晴らしい馬を手掛けることが出来たことに対し、馬と関係者の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。繁殖牝馬として今後は素晴らしい仔を送り出してほしいと思います」とのことでした。なお、今後は移動が可能になり次第、青森県八戸のタイヘイ牧場へ向けて出発し、繁殖牝馬として第2の馬生をスタートさせる予定です。これまでのご声援、誠にありがとうございました。精算は7月末の予定です。
2013-05-12レース
東京11R ヴィクトリアマイル(GI)(14着)
5月12日、東京競馬11レース、牝馬限定4歳以上オープン・ヴィクトリアマイル(GI)・芝1600mに出走しました。馬体重は前走と変わらずの456キロ。パドックではややイレ込み気味の周回で、肩周りには発汗が見られました。好スタートを切り外目5、6番手からの競馬。道中はそのままのポジションで手応え良く追走していき、絶好の雰囲気で直線に向くと、外からヴィルシーナに並びかけにいきましたが、そこからが全く伸びずに、勝馬から0秒7差の14着でした。なお、レース後、左前脚を気にして歩様が乱れてしまい、ゴール板通過後の第2コーナー中間あたりで池添騎手が下馬し、馬運車で運ばれましたが、診療所ヘは行かずに、そのまま馬房へ戻りました。骨折はありませんでしたが、一夜明けた13日現在も左前脚には熱と腫れがあり、引き続き経過を観察しています。騎乗した池添謙一騎手は「直線に向いてからも物凄い手応えでしたし、位置取りもヴィルシーナの直後でバッチリで、並びかけに行った時には一瞬勝てるかなと思ったのですが、恐らく半ばで痛みが出たんだと思います。ゴール板を過ぎてから止めてダクに落とした時には、左前脚を気にして完全に歩様がおかしかったです。そのまま乗って帰ってくるのは可哀想だったので、すぐに馬運車を呼んでもらいました。骨折した訳ではないので命の心配とかはないと思いますが、すいませんでした。無事を願っています」とのことで、松山康久調教師は「これまでよりもややイレ込み気味でしたが、外枠の不利も克服して、そこまでのレース振りが理想的だっただけに言葉もありません。池添騎手も話していた通り、恐らく直線半ばでは既に痛みが出ていたのだと思います。ひとまず様子を見ていますが、15日に精密検査を行う予定です」とのことでした。
2013-05-08週報
 松山康久厩舎で調整されています。今週の出走に向けて、先週は5日に助手を背にして坂路で軽く時計を出し、今週は8日に助手を背にして、坂路にて追い切りが行われ、52.0-37.6-24.2-11.7を馬なりで計時しました。松山調教師は「落ち着いているし、状態はさらに上向きで、万全の状態で日曜日のレースを迎えることが出来そうです。東京コースは初めてですが、直線が長い分レースはし易いだろうと思いますので、好勝負を期待しています」とのことです。12日東京、牝馬限定4歳以上オープン・ヴィクトリアマイル(GI)・芝1600mに池添謙一騎手で登録を行う予定です。牝馬の一戦級が顔を揃えましたが、目下の充実振りを活かして素晴らしい走りを期待したいと思います。
2013-05-02木曜追切
 2日に助手を背にして、坂路にて併せ馬で追い切りが行われ、直線で相手が一杯に追われたのに対して馬なりで1馬身ほど先着し、50.4-36.4-23.7-12.0を計時しました。松山康久調教師は「実戦を意識して今朝は併せ馬での追い切りでしたが、満足出来る動きと反応でした。仕上がりはパーフェクトですね。最終追い切りは来週の水曜日に予定しています」とのことで、来週のヴィクトリアマイル出走に向けて万全です。
※厩舎およびクラスは、最新(引退馬についてはファンド解散時)の所属先ならびに所属条件を表記しています