2025-03-25
坂東牧場で調整されています。25日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、週に2日は屋内ダート周回コースと連結している屋内840mダート坂路ではハロン17秒ペース上限で1本乗られています。荒木マネージャーは「以前にもお話した通り、体力的には問題ない水準ですし、こちらが望むような状態にフィットしてくるようになったので、そろそろ坂路で15-15を開始することを検討しています」とのことでした。25日現在の馬体重は402キロ。
2025-03-11
坂東牧場で調整されています。11日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、週に2日は屋内ダート周回コースと連結している屋内840mダート坂路ではハロン17秒ペース上限で1本乗られています。荒木マネージャーは「中間、体力も徐々についてきましたし、併せ馬や縦列調教で馬の走る気持ちを育てる意図で進めてきている分もあって、自ら走る意欲が出てきました。また乗り手の指示にも意識を向けられるようにもなっています。まだ表面的な馬体の変化はなく、現状維持に留まってはいますが、身のこなしが軽くなってきているように中身は整ってきているように思います」とのことでした。
2025-02-25
坂東牧場で調整されています。25日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、週に2日は屋内ダート周回コースと連結している屋内840mダート坂路ではハロン17秒ペース上限で1本乗られています。荒木マネージャーは「疲れにくい体質を目指して、坂路と周回ダートコースを使い乗り込みを進めています。本馬だけではなくて、当場の育成方針として春になって暖かくなってから15-15を開始するというスタンスで全馬進めていますので、現状、坂路は週に2日、1日2本乗って、1本目はハロン20秒ペースで、2本目は18-17で進めていますが、純粋な体力面だけで言えば15-15を出せる水準にはあると思います。暖かくなるまでは、引き続き、現在のペースで進めていきます」とのことでした。25日現在の体高153cm、胸囲179cm、管囲19.5cm、馬体重は404キロ。
2025-02-11
坂東牧場で調整されています。11日現在、屋根付き1000mダート周回コースでハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを乗られており、中間は坂路調教も開始しています。荒木マネージャーは「先週からは屋内の840mダート坂路にも入れ始めて、まずはハロン17秒ペースで坂路調教を開始しました。飼葉食いはゆっくり時間をかけてという感じで、まだ食べた分が身になってくるという感じはありませんが、与えられた分は残さずに食べれています。引き続き、日によって内容に強弱を付けながら進めていきます」とのことでした。11日現在の馬体重は400キロ。
2025-01-28
坂東牧場で調整されています。28日現在、屋根付き1000mダート周回コースで、ハロン18~20秒ペースのキャンター3500mを、日によって内容に強弱を付けながら乗られています。荒木マネージャーは「引き続きダート周回コースで、ハロン18秒ペースを上限に乗り込めていますが、まだ体重は400キロ台前半で推移していますし、身体つきも大きく変わってきた感じはありません。成長して身体が大きくなるフェーズがきっとこの先来ると思いますが、それは暖かくなってからなのかもしれません」とのことでした。
2025-01-14
坂東牧場で調整されています。14日現在、屋根付き1000mダート周回コースで、ハロン18~23秒のキャンター3500mを、日によってペースに強弱を付けながら乗られています。荒木マネージャーは「現状は400キロそこそこの身体ですので、中間、体重があまり減りすぎないように注意しながら、日によってキャンターのペースは強弱を付けて進めています。飼葉を食べるスピードはゆっくりですが、与えられた分は毎食、完食することは出来ています」とのことでした。14日現在の馬体重は402キロ。
2024年12月
坂東牧場で調整されている。12月中旬現在、屋根付き1000mダート周回コースで、ハロン18~20秒のキャンター3500mを、日によって左右手前を替えて乗られている。荒木マネージャーは「動きはバネがあって、背中の感触がいいと乗り役の評価です。中間は調教の強度が上がり、馬体減りを感じる状況ですが、飼葉はしっかり食べているので、どこかでグッと良くなるタイミングが来ると思います」とのことで、高野友和調教師は「血統馬特有の品があり、柔らか味のある歩様が好印象です。ただ、現状は、まだまだ馬体が薄い印象で、これから筋肉をつけていってほしいと思います」とのことだ。12月上旬の馬体重は401キロ。
2024年11月
坂東牧場本場で調整されている。中間は馴致を終えて調教を開始。徐々にキャンターの距離を延ばしながら、11月中旬現在、屋根付き1000mダート周回コースで、ハロン23秒程度のキャンター3000mを、日によって左右手前を替えて乗られている。岡本マネージャーは「騎乗調教の段階に入って運動負荷が増え、流石に体重は減っているように、疲れも当然あるとは思いますが、鍛えて乗り越えていく段階です。中間、キャンターの距離を2000mから3000mへ延ばしていますが、それにもしっかり順応して乗り込む事が出来ています。年内にはハロン20秒ペースまで上げていく予定です」とのことだ。11月8日の馬体重は408キロ。
2024年10月
坂東牧場第5分場で夜間放牧が行われ、10月の初めに坂東牧場本場へ移動した。到着後も夜間放牧は継続しながら、新たな環境に慣らしつつ、洗い場馴致やウォーキングマシン運動の練習が行われ、10月中旬現在、馴致を開始している。岡本マネージャーは「調教開始に向けて第5分場から10月初めにこちらへ移動させました。来た初日は環境の変化を気にしていましたが、2日目以降は落ち着き、スタッフも『とても素直で、本格的な馴致開始前の馬の中では一番落ち着いている』と話していました。力がこもってきそうな、いい歩きをする馬です」とのことだ。10月10日の体高151cm、胸囲179cm、管囲19.3cm、馬体重428キロ。
2024年9月
引き続き村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われ、9月2日に日高町の坂東牧場へ移動した。9月中旬現在、坂東牧場第5分場で夜間放牧中だ。中間、上背が伸びた感じはないが胸囲が6cm増えたように身体に幅が出た。坂東牧場の岡本マネージャーは「到着後は1日20時間の夜間放牧を行っており、最初は環境の変化を気にして、食いもやや細かったですが、馬房の場所を変えて以降は馬も落ち着き、飼葉を食べるようにもなりました。中間、高野調教師も来場されて直接状態を確認いただいています。9月末か10月初めから馴致を開始する予定です」とのことだ。9月10日の体高151cm、胸囲179cm、管囲19.3cm、馬体重420キロ。
2024年8月
8月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧中。村田康彰専務は「昨年程ではないですが、こちらも本格的に暑くなってきた中、以前よりもしっかり飼葉を食べることが出来ており、馬体の張りも上々です。毛艶も良く、やや小柄ながら、この間に体重が20キロ近く増えて成長の跡が窺えます。7月末のクラブの展示会では、垢抜けた馬体と、可動域の広い柔軟性に富んだ歩様を、参加された皆さんにご覧いただけたかなと思っています。この後は、8月中か、遅くとも9月上旬には育成場へ移動させたいと思います」とのことだ。7月27日時点の体高151cm、胸囲173cm、管囲19.3cm、馬体重412キロ。
2024年7月
7月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧中。村田康彰専務は「最近は体重が増えてくる中で、気性面もどっしりと安定して大人びてきました。そして、馬体は腹袋が大きくなり、上体のシルエットも出来てきています。その一方で思ったほど脚が長くなく、その分、重心が若干低く、段々お母さんの体型に似てきました。ただ、まだ成長過程の段階ですし、元々、当歳時は如何にもキズナっぽい体型でした。まだ全体に成長の余地が残る馬体で、ここからさらに変わってくるかも、と感じています」とのことだ。なお、高野調教師の指示で、育成先は北海道日高町の坂東牧場を予定している。7月上旬の馬体重は392キロ。
2024年6月
6月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧中。村田康彰専務は「キズナ産駒の牝馬らしく、あまり無駄肉の付かないタイプで、バランスの取れた馬体ですが、このひと月では、上背は変わりがなかった一方で、胸囲が3cm、体重が22キロ増えたように、牝馬らしい丸みを帯びた身体になってきました。毛艶や皮膚感も良好で、ジワジワとバランスよく体重が増えています。普段の放牧地での過ごし方を見ても、牝馬にありがちなキリキリところがありません。通年で昼夜放牧をこなしてきた中で、精神面もだいぶ成長しているように思います」とのことだ。6月上旬時点の体高150cm、胸囲171cm、管囲19.5cm、馬体重374キロ。
2024年5月
5月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われている。村田康彰専務は「冬時期の成長が案外ゆっくりでしたが、ここにきて右肩上がりのいい成長曲線を描けており、ようやくイメージしていたような感じになってきました。ただ、まだトモ高でこれから成長すると思いますが、極端に大きくなると言うよりは、このままジワジワとバランスよく体重が増えてくる感じだろうと思います。気持ちの面も、青草が出て環境的に馬も余裕が持てるようになったことで、徐々にどっしりした面を見せるようになってきました」とのことだ。5月上旬時点の体高150cm、胸囲168cm、管囲19.4cm、馬体重352キロ。
2024年4月
4月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧中。牧場スタッフは「この馬なりに順調で、普段の様子を見ると精神面が大人になってきたのを感じます。また、先々月からは朝9時に厩舎に入れて午後2時半から放牧する形で放牧時間を延ばしていて、最近は暖かくなって運動量が増えている中ですが、中間、体重は10キロ以上増えていますし、管囲が増えているように、身体つきがしっかりしてきました。エサ食い自体いい馬ですし、最近は徐々に青草が見え始めてきて、この後はしっかり青草を摂れる季節なので、この先変わってくると思います」とのことだ。3月末時点の体高147cm、胸囲166cm、管囲19.1cm、馬体重331キロ。
2024年3月
3月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われている。村田康彰専務は「昼夜放牧を継続していますが、もう真冬仕様のタイムスケジュールではなく、朝9時に厩舎に入れて、午後2時半から放牧するようにしています。ご覧のように小柄ですが、母も現役時430キロ位で競馬をした馬ですし、例えば蹄が極端に小さいとか、関節が小さいとかという感じではなくて、馬体には張りがしっかりとあって全体的な雰囲気は悪くありません。これから青草が出てくる時期ですし、この雰囲気が崩れず、この先も成長してくるだろうなと思います」とのことだ。2月末時点の体高146cm、胸囲166cm、管囲18.5cm、馬体重320キロ。
2024年2月
2月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われている。村田康彰専務は「2月上旬で体高144センチということで、当場平均からするとやや小柄ですが、飼葉は良く食べるようになっています。1月末には高野調教師が来場されて成長振りをご確認いただきました。同じ新冠でももっと奥へ行けば雪が残ってるようですが、放牧地は完全に雪がなく、地面はガタガタで硬く、馬にとって決して良くはないコンディションです。その中でも、本馬は上体がそこまで重くない分もあって、蹄が欠けたり、痛めたりということはなく大丈夫です。引き続き昼夜放牧を続けていきます」とのことだ。2月上旬時点の馬体重は314キロ。
2024年1月
1月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われている。村田康彰専務は「このひと月で言うと馬体に厚みが出てきました。今年は暖冬で、放牧地も雪が降っても根雪にならず数日で溶けてしまいますが、それでも放牧地が雪に覆われる日は多くなってきたので、その分、厩舎内での飼葉食いが良くなって幅が出ました。性格や気性によっては、放牧の際に放す順番を待てないような馬もいますが、本馬は後回しのグループでも我慢ができる性格です。ピリっとした面はありますが、オンオフの切り替えが出来そうなタイプだと思います」とのことだ。12月末時点の体高143cm、胸囲160cm、管囲18.2cm、馬体重300キロ。
2023年12月
12月中旬現在、村田牧場高江第一分場で昼夜放牧が行われている。村田康彰専務は「放牧地では好奇心旺盛で人懐こい面も見せますが、手入れの際、やや我儘なところを覗かせるなど、まだまだ年相応の幼さがあります。12月に入ってから雪も降りましたが、根雪になる程ではなく、今もまだ放牧地で草を食める分、収牧後、馬房に戻ってからの飼葉食いは、やや少ないです。ただそれは本馬に限らずで、放牧地が雪に覆われたら、自然と食いは良くなります。しっかり馬を成長させられるように、飼葉の中身を含めて牧場で管理していきます」とのことだ。11月末時点の体高142cm、胸囲154cm、管囲18.3cm、馬体重290キロ。
2023年11月
村田牧場本場で9月に離乳後、村田牧場高江第一分場へ移動した。11月中旬現在、昼夜放牧中。村田康彰専務は「1~2月生まれと比べると小柄ですが、母がやや小柄ですし、この時期の1、2カ月の産まれの差は大きいですからね。月齢的には標準、もしくはやや小柄というサイズ感で、キビキビとした歩様や弾むような動きからは、父譲りのバネを感じます。精神面はまだまだ幼いですが、牝系に共通する気の強さがあります。この気の強さが、今後の成長の中で、どう競走向きのメンタルとして昇華出来るかで、将来の距離適性に影響してくると思います」とのことだ。10月末の体高140cm、胸囲152cm、管囲18.2cm、馬体重269キロ。