2025-03-25
荻伏共同育成場で調整されています。25日現在、屋内200mダートコースで、ダクとハロン25秒程度のキャンター1600mを乗られています。伊藤場長は「引き続き右トモ蹄の状態を確認しながらダクを乗って問題なかったため、先週からはキャンターを乗り始めています。その後も特に気にする様子はなく、もう大丈夫でしょう。今後はキャンターの距離を延ばしながら進めていきます」とのことでした。25日現在の馬体重は488ロ。
2025-03-11
西舎共同育成場内高昭牧場で調整されています。引き続き、BTCで調整していましたが、先週明けに馬房で寝違えた際に右トモ脚の蹄をぶつけてしまったようで、歩様に見せるようになったため、3日からは調教をお休みしました。その後、8日に荻伏町の荻伏共同育成場へ移動しています。西舎共同育成場内高昭牧場の高橋場長は「3日朝に馬房の寝藁が片側だけ掘れていたので、恐らく夜中に寝違えて、自力で起き上がろうとして暴れてバタバタした際に、何かに蹄をぶつけてしまったのだと思います。朝の時点で歩様には見せていませんでしたが念のため調教をお休みして、午後には歩様に見せるようになり、右トモ球節裏側の指動脈の拍動も通常より強くあり、蹄に痛みがあるようでした。念のため獣医に診てもらい、寝違えてぶつけたので間違いはないだろうとのことで、4日には荒川調教師が来場されたので状況を説明しています。金曜日迄には歩様も回復して気にする様子もなくなり、もう心配はなさそうですが、元々、ひと月こちらで進めたら成長を促す予定でしたので、8日に一旦荻伏共同育成場へ戻しました」とのことで、荻伏共同育成場の伊藤場長は「こちらへ来た段階で歩様には見せていなかったで心配なさそうですが、まずはダクを乗って様子を見ながら進めていきます」とのことでした。
2025-02-25
西舎共同育成場内高昭牧場で調整されています。25日現在、屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで進められており、この中間は坂路で週2日は16-16を乗られています。高橋場長は「この中間より坂路で16-16を乗っていますが、手応え良く馬なりで上がってきています。筋肉質な身体に相応しい、力強い動きが目立ってきています。まだまだ身体は緩いですが、良いスピードがありそうです」とのことでした。25日現在の馬体重は502キロ。
2025-02-11
西舎共同育成場内高昭牧場で調整されています。中間もBTCで乗り込まれており、11日現在、屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで進められて、坂路ではハロン18~20秒のキャンターで1本乗られています。高橋場長は「この中間から坂路調教を開始しました。今はクラブの牝馬3頭が一緒の組で乗っています。クビの力が強くて、体型通り、パワータイプの走りをしますね」とのことでした。
2025-01-28
引き続き荻伏共同育成場で調整されていましたが、23日にBTC傍の西舎共同育成場内高昭牧場へ移動しました。28日現在、BTCの屋内600mダートコースでハロン23秒程度のキャンター2000mを乗られています。西舎共同育成場内高昭牧場の高橋場長は「先週木曜日に荻伏共同育成場からこちらへ移動してきました。週末からはBTCで調教を開始していて、まずは屋内600mダートで乗り進めています。勿論、この先、ペースを上げていく中で印象は変わってくるかもしれませんが、気性は前向きで、走りに対する集中力があるタイプに感じます。今後は徐々に坂路調教も開始していきます」とのことでした。28日現在の馬体重は494キロ。
2025-01-14
荻伏共同育成場で調整されています。14日現在、屋内200mダートコースで、ダクとハロン22~23秒程度のキャンター2800mを乗られており、週2日は坂路にも入れてハロン20秒ペースで乗られています。スタッフは「中間も順調に乗り込めており、まだ腰の高い体型ですが、全身のシルエットが以前よりもすっきり見せるようになりました。力強いフットワークで、血統、馬体から受けるイメージ通り、やはりダートで良さそうなタイプだと思います。最近は来た当初のようなバタバタすることもなく、調教中も落ち着きがありますよ」とのことでした。12月末時点の馬体重は506キロ。
2024年12月
荻伏共同育成場で調整中。11月中は屋外800mダートコースでダクとキャンター1600mを乗られ、時期的に11月末からは屋外馬場が使えず、以降は屋内200mダートコースに切り替えて、12月中旬現在、ダクとハロン22~23秒程度のキャンター2400mを乗られている。伊藤場長は「12月に入って一気に寒くなったことが影響したのか、熱発して数日間、調教をお休みしました。ただ、すぐに平熱に戻っており、特に大きな影響はありません。中間、この血統らしく前進気勢の強いところを見せており、牝馬ですが飼葉食いが良く、乗り込みを進めながら体重が10キロ以上増えています」とのことだ。11月末の馬体重は497キロ。
2024年11月
中間は高昭牧場本場で馴致を進めて無事終了。10月22日に荻伏町の荻伏共同育成場へ移動した。到着後は、屋内200mダートコースでダクとハッキング1200mを乗られており、11月14日からは、屋外800mダートコースで調教を開始。ダクとキャンター1600mを乗られている。伊藤場長は「馴致中も素直で大人しく、元々がどっしりした性格とも聞いていましたが、騎乗調教を開始して最初は、馬が自分でテンションを上げて、かなり煩くなっていました。それでも屋内ダートでジックリ乗る中で次第にテンションが上がる事もなくなり、11月14日からは外馬場で調教を開始しました」とのことだ。10月末の馬体重は484キロ。
2024年10月
引き続き、高昭牧場分場で夜間放牧が行われたのち、9月末に高昭牧場本場へ移動した。移動後も夜間放牧を継続しながら馴致を行っており、10月中旬現在、腹帯締めやブレーキング、鞍付けが終了している。スタッフは「分場からクラブの牝馬3頭が一緒に移動してきて、馴致をスタートさせています。もうちょっと元気でもいいかなと思う位大人しく素直ですよ。こちらでも3頭一緒の放牧地で放していて、馬があまりストレスを感じていないのが良いのかもしれませんね。ひと通り馴致が終わったら、その後は荻伏共同育成場へ移動して調教をスタートさせる予定です」とのことだ。10月上旬時点の馬体重は507キロ。
2024年9月
9月中旬現在、高昭牧場分場でクラブの牝馬3頭が同じ放牧地で夜間放牧を行っている。牧場スタッフは「この中間でも体重が20キロ増えたように、クビがさらにガッシリして、またひと回り馬体に幅が出てきました。1月生まれなので他馬と比べて成長が早いのは勿論ですが、まだ、だいぶトモ高体型なので、これからさらに変わってきそうです。性格的にはドッシリしていて、スタッフにも従順です。最近は放牧地で3頭仲良く過ごしており、例えば1頭が放牧地に出ていないと嘶いて呼ぶくらいです。馴致は3頭一緒の組で、遅くても10月上旬にはスタートさせようと思っています」とのことだ。9月上旬の馬体重は504キロ。
2024年8月
8月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧が行われている。スタッフは「特に8月に入ってから、だいぶ暑くなってきたので、日の高い時間を避ける意味で収放牧の時間を多少ズラしていますが、変わらず夜間放牧自体は続けています。この間、腹周りが前月辺りと比べると少しスッキリしてきたようにも映りますが、相変わらず張りと丸みのあるグラマラスな馬体で、ウチの同世代の牝馬の中でもトップクラスのボリュームです。姿勢全体がどっしり構えて、いかにも丈夫なつくりで、夜間放牧明けの脚元もスッキリしています。牝馬ながらどんどん逞しく成長していますよ」とのことだ。7月27日の馬体重は484キロ。
2024年7月
7月中旬現在、高昭牧場分場で夜間放牧中。スタッフは「このひと月でも身体がひと回り大きくなり、前月に続き体重が30キロ以上増えています。まだ腰高体型ですが、今年は雨が適度に降って青草がグングン伸びるので、新鮮な青草を摂って成長が目覚ましいです。先月から放牧仲間にグラッド6(母フォーモサマンボ)が加わり、他馬の入れ替えを経て、現在、同じ放牧地にグラッド5(母トリンカファイブ)とクラブの牝馬3頭で放しています。どの放牧地でも元からいる馬の方が強く、元からいるグラッド5がグラッド6を良くやっつけていますが、本馬は我関せずで過ごしていますよ」とのことだ。7月2日の馬体重は482キロ。
2024年6月
6月中旬現在、高昭牧場分場で午後1時に放牧して、翌朝7時頃に収牧する夜間放牧が行われている。スタッフは「4月から夜間放牧を始めて以降、運動量は結構多くなっていますが、怪我や体調を崩したり、疲れを見せたこともなく芯の強さを感じます。1月生まれとは言え、まだ1歳6月期ですし、だいぶ腰の高い体型ですから、これからまだ馬体は変わってくると思いますが、このひと月で言えば、縦にも横にも大きくなって、体重は30キロ以上増えました。性格も、落ち着きと前向きさのバランスが絶妙です。心身共に順調な成長振りですよ」とのことだ。6月上旬の体高152cm、胸囲175cm、管囲19.5cm、馬体重450キロ。
2024年5月
引き続いて高昭牧場分場で放牧されており、4月下旬から夜間放牧に切り替えられた。5月中旬現在、同じ分場内の今までとは別の放牧地に、放牧仲間の顔ぶれは変わらずに夜間放牧が行われている。牧場スタッフは「予定通り、先月後半から夜間放牧を開始しました。この間、体重が15キロ近く減りましたが、嫌な感じに“痩せた”とかではなく、相変わらず肩の発達がいい、ガッチリとした前躯と、牝馬らしい丸みを帯びた馬体で、全体に引き締まってきたという表現がぴったりきます。1月の早生まれで、ここまでの成長過程を見ても、早い時期から動けそうな馬だと思います」とのことだ。5月10日時点の馬体重は414キロ。
2024年4月
4月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。スタッフは「暖かくなって、またひと回り馬体に幅が加わりました。トモは厚みがあって、しっかり腹袋があって中身の詰まっていそうな身体つきで、存在感はなかなかのモノです。体重だけで言えば既に410~420キロ台で競馬をした現役時代の母に並びましたね。サイズ的にも、体型を見ても父のヘニーヒューズが強く出ています。近親にカレンチャンのいる母系なので、やはり母や兄も煩いところはありました。本馬も大人しいということはありませんが、普段触っていて、ひどく煩いとか手を焼くということはありません」とのことだ。4月上旬の馬体重は428キロ。
2024年3月
3月中旬現在、高昭牧場分場で日中放牧が行われている。スタッフは「2月下旬から牡牝で分けて放牧しており、本馬はグラッド5(母トリンカファイブ)と一緒の放牧地で放牧しています。先月辺りは成長が一旦落ち着きましたが、このひと月で、また横に大きくなりました。これ迄、生まれの早い馬同士の牡馬もいる組で放牧していて、その中でも馬格は見劣りしませんでしたが、今の組に入ると馬体の厚みと言い、かなり目立っていますね。勿論、まだ1歳3月期で馬体には幼さが見られますし、トモ高の恰好をしてるのでこれからも変わってきますよ。この先も成長が楽しみです」とのことだ。3月上旬の馬体重は410キロ。
2024年2月
2月中旬現在、高昭牧場分場で放牧中。スタッフは「ウチの牧場は、荻伏でも、だいぶ内陸に入った山側にあり、例年、他より積雪量は多いですが、今年は、放牧地に雪があるとは言え、ところどころ地面が見えるところがある位に少ないです。暖かいので、日差しのある時は、馬たちは見るからにのんびり過ごしてます。このひと月では体重はほぼ変化はないですが、既に380キロ以上ありますからね。今月は一旦成長が落ち着いたというところですが、まだ大きくなりますよ。今は離乳が同じタイミングだった馬達同士のグループで放牧していますが、そろそろ牡牝に分ける予定です」とのことだ。2月上旬の馬体重は385キロ。
2024年1月
1月中旬現在、高昭牧場分場で放牧されている。スタッフは「毎日見ていると却って変化に気付き難いこともあり、前月から大きく変わった感じはしませんが、それでも、このひと月で10キロ体重が増えました。勿論1月生まれの分もありますが、身体が決して大きくない母にヘニーヒューズを配合した狙い通り、骨太な、いい身体に成長してくれています。父は4年連続JRAダートチャンピオンサイアーですし、この先の成長が楽しみです。気性はクラブに提供した明け1歳馬3頭の中で一番落ち着きがありますが、身体が大きい分もあり、放牧地では放牧仲間に対して結構威張っていますよ」とのことだ。1月上旬の馬体重は388キロ。
2023年12月
12月中旬現在、高昭牧場分場で朝6時~午後3時の日中放牧が行われている。スタッフは「ここまでのところは、例年より寒さは厳しくなかったですが、先週辺りから気温がグッと下がって、徐々に冬毛が伸びてきました。放牧地では元気いっぱいです。本馬は一番生まれの早い馬のグループで放牧しており、放牧仲間は1~2月生まれが揃っていて、その中には持ち込みの牡馬なんかもいますが、既に体重も378キロあるように、それらと比べても馬格は見劣りしませんし、結構気の強いところも見せています。馬体は幅が増して、特に腰からお尻にかけての発育が目立ちます」とのことだ。12月上旬の馬体重は378キロ。
2023年11月
11月中旬現在、高昭牧場分場で放牧中。9月上旬に離乳し、以降は別の分場の放牧地で、朝6時~午後3時の日中放牧が行われている。スタッフは「早生まれで順調に身体も大きくなり、一番早い組で離乳しました。その後、この秋の間でも身体全体に肉が乗って厚みを増し、腹周りにも幅が出て、いい身体つきになってきました。本馬がいる放牧地は早生まれの馬が揃っていますが、その中でも馬体は目を惹きます」とのこと。なお、ヘニーヒューズ産駒のセラフィックコールがみやこSを無傷の5連勝で制した他、父は総合&JARダートリーディングサイアー争いの首位につけ4年連続の砂の頂点も見えてきた。11月上旬の馬体重は358キロ。