血統アップデート2025-03-31
半兄タイセイカイザー(牡3歳 父アジアエクスプレス)が3月30日中京3R、3歳未勝利・ダート1800mに優勝しました。
2025-03-25
チャンピオンヒルズで調整されています。引き続き、骨端炎の症状が出ている右前脚の状況を確認しながら、25日現在、ウォーキングマシン運動のみで進めており、21日には奥村豊調教師が視察のため来場しました。奥村調教師は「兄姉にも共通して言える事ですが、見映えがする身体つきの割に中身の成長が遅いところがあります。本馬についても、外見に対する中身の成長度合のアンバランスさがあるようで、現在、炎症を起こしている箇所についても化骨の進み具合が遅いと診察した開業獣医から聞いています。右前脚骨端炎の症状自体は軽度ですが、骨端炎は癖になりやすいので、無理はさせずに、完全に炎症が治まるまでは、このままでと思います」とのことでした。
2025-03-11
チャンピオンヒルズで調整されています。中間は順調に乗り進められていましたが、初めて坂路に入った翌日の7日に右前脚に骨端炎の症状が確認されたため、暫くお休みさせることになり、11日現在、ウォーキングマシン運動のみで様子を見ています。奥村豊調教師は「チャンピオンヒルズに移動してからは、角馬場でフラットワークとトラックコースで体力面の下地を作ってきて、さあこれから坂路調教を開始していくというところで、6日にハロン20秒程度のペースで1本坂路を上がった翌日に、炎症が起きてしまったようです。念のためレントゲンを撮って確認して骨折線などはありませんでしたが、炎症を起きているので、その炎症が治まるまで暫くお休みさせます。まずは1週間から10日程度休ませて、それから状態を確認して、そこで炎症が治まっていれば乗り出しを再開します」とのことでした。
2025-02-25
引き続き、西舎共同育成場内谷川牧場で調整されて、今後はチャンピオンヒルズで進めるため、17日の馬運車で北海道を出発して、経由地で1泊したのち、19日に滋賀県のチャンピオンヒルズへ移動しました。到着後も体調に変わりはなく、21日から騎乗調教を開始しており、25日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mを乗られています。小泉厩舎長は「姉のラフォンテーヌより気性的に扱い易いタイプですが、やや前向きさに欠ける印象を現時点では受けました。左右の走りのバランスが悪いので、まずはその辺りを矯正しながら進めていきます」とのことでした。25日現在の馬体重は468キロ。
2025-02-11
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。中間、腰にホーステーピングを行ってケアしながら調教自体は休まず乗られて、11日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれて、週1日は坂路でハロン20秒ペースで1本乗られています。なお、今後はチャンピオンヒルズで進めることになり、17日の馬運車で北海道を出発することになりました。スタッフは「中間は、腰にはホーステーピングを行ってケアしながら調教は引き続き休まず進めていて、背腰の疲れもだいぶ抜けてきたので、6日からは坂路のペースを徐々に戻していて、動きも戻ってきました。来週には本州へ移動する予定なので、それまでしっかり管理していきます」とのことでした。5日時点の馬体重は490キロ。
2025-01-28
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。中間、背中に疲れが見られたため、28日現在、BTCの屋内600mダートトラックでハロン25秒程度のキャンター2400mと屋内1000mウッドチップ坂路をハロン25秒程度のキャンターで1本乗られています。スタッフは「中間、背中に疲れが出たので、調教自体はお休みしてはいませんが軽めの内容で進めています。そこまで酷い疲れが出ているわけではありませんが、まずは様子を見ながら進めていきます」とのことでした。
2025-01-14
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。14日現在、BTCの屋内1000mウッドチップ坂路と屋内600mダートトラックで乗り込まれており、坂路ではハロン18~19秒のキャンターで1本乗られています。スタッフは「まだ気持ちが幼くて周りが気になってしまうところがありますが、それでも姉のラフォンテーヌと比べると全然許容範囲です。馬の出来は、かなりいいと思います」とのことでした。14日現在の馬体重は480キロ。
2024年12月
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されている。12月中旬現在、BTCの屋内ウッドチップ坂路と屋内ダートトラックを併用して乗り込まれており、坂路ではハロン20~22秒のキャンターを1本乗られている。12月初旬に視察した奥村豊調教師は「姉のラフォンテーヌや、クラブの所属ではありませんが現2歳の半兄(父アジアエクスプレス)もウチの厩舎で管理させてもらっていますが、2頭共に遅出来の傾向で、恐らく本馬も奥手のタイプだと思います。ただ、相変わらず馬体はいいですね。気持ちの面を大事に、焦らず馬に合わせて進めてくださいと指示をしました」とのことだ。12月上旬時点の馬体重は478キロ。
2024年11月
中間は谷川牧場第一分場で騎乗馴致を終えて屋根付き400mウッドチップコースで調教を開始。11月1日には西舎共同育成場へ移動し、翌日からBTCの屋内1000mウッドチップ坂路1本を30-25-25で乗られている。スタッフは「中間、体重は減っていませんが、全体に締まった印象で馬体をスッキリと見せています。11月からBTCで乗り始めたばかりなので、勿論これからですが、現状のペースだと結構行きたがると言うか、まだ気持ちの面が幼く、カッとしやすいところがあり、周囲に対して多少敏感なところも見せています。ただ、姉のラフォンテーヌより身体の使い方は上手です」とのことだ。11月上旬の馬体重は500キロ。
2024年10月
引き続き谷川牧場第二分場で昼夜放牧が行われて、10月1日に谷川牧場第一分場へ移動して放牧は継続しながら馴致を開始。10月中旬現在、屋内円形馬場で騎乗馴致が進められている。スタッフは「10月に入って牡馬の1組目としてグラッド12と一緒の組で馴致をスタートさせました。特に問題なく初期馴致は終了し、現在は屋内円形馬場で跨っていますが、難しいところを見せることなく順調です。このひと月で身体はひと回り大きくなりました。この感じであればそろそろ次の段階に進めそうですし、近いうちに外の屋根付き400mウッドチップコースへ出ていけそうです」とのことだ。10月上旬時点の馬体重は500キロ。
2024年9月
9月中旬現在、谷川牧場第二分場で昼夜放牧が行われている。牧場スタッフは「中間はようやく暑さの盛りも越えたので、夜間放牧の時間は元に戻して大体朝9時頃から翌朝6時頃まで行っていますが、このひと月の間でも、たっぷり青草を食べてしっかり成長しており、骨太でガッチリした身体つきで、収牧時には小さな傷をつくってくることはありますが大きな怪我などなく、馬体の張りだったり、毛艶なども良好で順調です。この後、馴致は、まず牝馬の第1陣を第一グループにして始めたので、本馬を含む牡馬の1組目の馴致は、9月後半以降に始めることになりそうです」とのことだ。9月中旬現在の馬体重は482キロ。
2024年8月
8月中旬現在、谷川牧場第二分場で午後2時から放牧を開始して、翌朝10時半に収牧する昼夜放牧が行われている。スタッフは「昨年のような酷い暑さではないものの、7月末位からは結構暑くなってきたため、放牧時間をズラして対策しています。このひと月の間は、そこまで変わった感じはありませんが、相変わらず骨が太く、ガッシリした身体つきで、ここまで放牧を1度も休んだことがなく丈夫な馬なので、きっと将来タフな馬になりそうです。馴致を開始する時期については、もう少し成長を促してからでもという感じがするので、2~3番目の組で開始することを検討しています」とのことだ。8月上旬の馬体重は468キロ。
2024年7月
7月中旬現在、谷川牧場第二分場で朝9時頃から翌朝6時頃までの昼夜放牧が行われている。スタッフは「中間は牡馬15頭で昼夜放牧を継続しており、2時間程度、放牧時間は長くなっています。相変わらず筋肉質で幅がある体型ですが、前月と比べると身体が引き締まって見せるようになりましたね。ダート馬としては脚の長い体型で、気性も適度にピリッとしておりモサモサしたところがありませんし、普段もどちらかと言うとピッチ走法で、動きに重苦しさはありません。性格も半姉のラフォンテーヌとはちょっと違い、牡馬らしくドシッと落ち着きがあるのは良いと思います」とのことだ。7月10日時点の馬体重は467キロ。
2024年6月
6月中旬現在、谷川牧場第二分場で朝10時頃から放牧して翌朝5時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。スタッフは「多少の顔ぶれの入れ替えはありましたが、引き続き第二分場で、このひと月の間も牡馬14頭程の昼間放牧を行っています。変わらず、しっかり身の詰まった筋肉質な馬体で首差しは太くて逞しく、このひと月の間で馬体はさらに厚みを増しました。ますます馬が充実した印象です。父の産駒なので、やはりダートでこそでしょうし、父の産駒らしい気の強さを表に出すようになりました。昼夜放牧で心身共に鍛えられていますよ」とのことだ。6月上旬時点の体高155cm、胸囲174cm、19.8cm、馬体重439キロ。
2024年5月
5月中旬現在、谷川牧場第二分場で朝10時頃から放牧して翌朝5時頃に収牧する昼夜放牧中。スタッフは「この先のセリに上場する予定の馬たちを分場間で移動させている関係で、第二分場の放牧メンバーも結構入れ替わりがあって、中間は顔ぶれが変わっていますが、放牧地では他馬にちょっかいを出しては、よくやりあっています。体重はこのひと月でも20キロ以上増え、ダート血統らしいカッチリとした筋肉質な馬体で、筋肉量の多さが目立ちますね。ただ、放牧地の顔ぶれが入れ変わっている影響もあって運動量が多くなっているので、前月よりも身体はスッキリして見えます」とのことだ。5月6日の馬体重は424キロ。
2024年4月
4月中旬現在、谷川牧場第二分場で、引き続き朝10時頃から放牧して翌朝5時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。スタッフは「最近はすっかり気温が上がってきて暖かくなりました。春になって暖かくなると全体的に牡馬は元気になってきますが、先月辺りはどちらかと言うと落ち着いているタイプと思えた本馬もかなり元気で、放牧地では走ったり、よく相撲を取ったりしています。他の放牧仲間の背丈が伸びてきて上背は追いつかれてきましたが、相変わらず馬体はボリューム感満点です。節々が太くて骨量がありますし、丈夫そうなのが何よりだと思います」とのことだ。4月6日時点の馬体重は398キロ。
2024年3月
3月中旬現在、谷川牧場第二分場で、朝10時頃から放牧して翌朝5時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。スタッフは「2月下旬に牡牝でグループ分けをしました。本馬については放牧地は変わりませんが、他の放牧地から来た新顔が加わり、新たに牡馬12頭で昼夜放牧をしています。精神的にも落ち着いた性格で、今の時点でも首さしから肩にかけての逞しさは非凡で、前胸の筋肉もよく発達して、やはりパワータイプの身体つきですね。そしてこの間は脚が伸びて、背が高くなりました。新たにパンフレット用の写真を撮影する5月頃には、さらにいい馬体になっていそうです」とのことだ。3月5日の馬体重は389キロ。
2024年2月
2月中旬現在、谷川牧場第二分場で、朝11時頃から放牧して翌朝5~6時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。スタッフは「前月は、馬体はそれほど変わった感じはしなかったですが、このひと月では、馬体は横にも上にも大きくなり、体重も30キロ以上増えました。暖冬で、雪も近頃記憶にない位少ないですが、それでも“北海道の冬”ですから、日が沈むと気温がグッと下がりますし、日中も日が陰ると風は冷たく、昼夜放牧をしてるので、冬毛は結構伸びています。それでも馬は健康そのもので、普段も手が掛かりませんし、心身共に順調に成長していると思います」とのことだ。2月上旬の馬体重は375キロ。
2024年1月
1月中旬現在、谷川牧場第二分場で、朝11時頃から放牧して翌朝5~6時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。牧場スタッフは「時々、小さな傷を作って帰ってくることはありますが、この中間も馬は元気いっぱいです。このひと月の間で言えば、馬体はそれほど変わった感じはしなかったように、少し成長が落ちついたようで、その分、他の馬が追い付いて、1月の体重で言えば、グラッド3やグラッド4の方があります。とは言え、馬体のコンディション的には何ら気になるところはなく、相変わらず骨太で厚みがあり、放牧地の中でも、馬体の逞しさは1番だと思います」とのことだ。1月上旬時点の馬体重は340キロ。
2023年12月
引き続き谷川牧場本場で昼夜放牧が行われ、11月下旬に第二分場へ移動した。12月中旬現在、クラブ当歳募集馬の他の2頭を含む当歳馬13頭で、朝11時頃から放牧して翌朝5~6時頃に収牧する昼夜放牧が行われている。馬体は、胸前とトモの肉付きがさらに良くなり、一層身体がどっしりと力強くなってきた。スタッフは「馬体は幅も伸びもありますし、骨が太く、四肢もガッシリしています。いかにも丈夫そうですね。同じ第一分場にいる当歳馬の中ではやはり一番の馬格で、性格も度胸があって落ち着いているし、人の手を煩わせるようなことはしません。放牧地を優々と歩く姿は存在感たっぷりです」とのことだ。
2023年11月
谷川牧場本場で11月5日に離乳し、11月中旬現在、夜間放牧が行われている。スタッフは「本馬は産まれて以降ずっと本場で放牧しており、11月5日に母だけ別の分場に移して離乳しました。現在は午後2時から放牧して翌朝5~6時に収牧する流れで管理しています。ご覧の通りの馬体ですから力は強く、同世代の馬とはパワーが違います。そして牡牝の違いもありますが、姉ラフォンテーヌの当歳時とも、現1歳馬のアジアE産駒の兄とも体つきが違います。完全に父の影響が強く出ました。この馬体ですし、ことダートに限れば、最近のシニスターミニスターほど頼もしい種馬はいませんからね。将来楽しみですよ」とのことだ。