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抜群の瞬発力を武器に2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインの第3仔。半兄アストライオス(牡3歳 父サクラバクシンオー)、さらにはデビューを控えるオリオン2ことビーナスジュエリー(牝2歳、父シンボリクリスエス)に続く提供となった。こうして重賞勝馬の仔を惜しげもなく提供し続けてくれる酒井牧場には感謝の念が堪えない。
栗毛の馬体は母譲り。同時期の母と比べると、ひとまわりほど馬格には恵まれており、性格も落ち着きを見せているが、キビキビした動きとクビから背中のラインは良く似ている。
「ここまでの成長過程は順調です。放牧地での動きも軽快でスピード感に満ちています。母譲りの瞬発力を秘めているような気がします」と、酒井牧場代表の酒井一馬さんもその成長ぶりには目を細める。
父キングカメハメハは2010年、2011年の総合チャンピオンサイアー。その実績は揺らぐことはなく、2012年シーズンもトゥザグローリーやソリタリーキング、ロードカナロアなどの活躍で、3位以下を大きく引き離してディープインパクトとのチャンピオンサイアー争いを繰り広げている。母系の特徴を引き出し、さらに増幅。芝、ダート、距離の長短を問わずに高いレベルで活躍馬を送り出しているのが特徴で、今シーズンはルーラーシップが香港のクイーンエリザベス2世カップに優勝。その能力が世界レベルだということを証明した。
スピード、瞬発力には定評がある“ホクトファミリー”。2014年春、桜が咲く季節に大きな舞台を踏ませたい。そんな気持ちにさせてくれる1頭だ。