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「今年は天候が不順でしたので、ちょっと迷いましたが、例年通りに5月の第1週から夜間放牧を始めました。夜間放牧を始めてから、この馬が一番変わってきたかもしれません」と話しながら、齋藤代表が本馬を頼もしそうな表情で見つめている。体型的に大きな変化はないが、当歳時には素軽さばかりが目立っていた馬体の節々に力強さが加わり、全体にボリューム感が増した。「元々奥手の血統ですけど、ゆったりしたつくりで好きな体型です」と齋藤代表が期待する。放牧地では気の強さと力強い動きを見せており、夜間放牧のメニューも順調にこなしているようだ。
「スプリンター的な体型には見えませんね。筋肉なんかはサンデーサイレンス系らしさが出ているので距離の融通性はあるのではないかと思いますよ」と言う。アドマイヤマックスといえば高松宮記念優勝馬とのイメージが強いが、セントライト記念でも2着している。また、既にデビューしている産駒成績を見ても短距離一辺倒の成績では決してない。
明るい鹿毛はノースフライト一族の証。ちょっと気の強そうな目には力強さが潜み、鼻先がすっと伸びている。ファミリー独特の顔つきだ。
「アドマイヤマックスも使われながら強くなった馬でした。母系からも成長力を受けているはずなので、どこまで変わってくれるか、楽しみにしているんです」と嬉しそうに声を弾ませた。